1. HOME
  2. ブログ
  3. 秋の自然保護センター…

まんまるこども園ブログ

2025.11.01

秋の自然保護センター遠足

10月20日、4歳児は初めて、5歳児は春に続いて2回目となる岡山県自然保護センターへの遠足に出かけました。姉妹園の御南まんまるこども園の4・5歳児とともに大型バスに乗り、出発!背の高いバスから見る景色に興奮したり、車内での先生のお話やクイズを楽しんだりしながら目的地へ到着しました。

引率・案内してくださるセンターの先生方が出迎えてくださり、ご挨拶した後、4歳児クラスと5歳児クラスに分かれての活動開始しました。

5歳児は、センターボランティアの松本先生に引率いただき、危険な生き物に出会った時の対処法を聞いた後、野草へ向けて散策開始。道中、バッタやカマキリ、カエルにサワガニなどの生き物、ドングリややクリなどの木の実をたくさん発見し、そのたびに先生が用意してくださったケースに入れて、皆で観察しました。御南まんまるのお友達と自然に発見を共有しあう年長児らしい姿が印象的でした。

野草園では、自然保護センターの先生たちが園児全員に用意してくださった網と観察ケースを持って田んぼの周りの水路に行き、網を入れてガサガサ何が入ったかな~?

自然保護センター=里山ではコンクリートを使った水路ではないため、多種の生き物がエサを求めてやって来たり、産卵や成長の場所やすみかとして生息しています。その生き物たちのおうちをのぞかせてもらうつもりで見てみると、網の中には小さな生き物たちがたくさん…ヤゴ(トンボの幼虫)、コオイムシ、ゲンゴロウといった水生昆虫、オタマジャクシ、トノサマガエル、ツチガエル、アカハライモリといった両生類、さらにサワガニなど。約30人で30分ほど探すとたくさんの生き物が見つかりました。生き物に触れるのが苦手な子達も友達が「かわいいよ!」と触っている姿を見て、触れてみたりする姿が見られました。

全員で捕まえた生き物を種類ごとに分けて、松本先生が紹介してくださいました。こんなにたくさん捕まえた!という喜びやケースの中で元気に動き回る生き物たちの様子に子どもたちは興奮していました。服や靴がドロドロになりながら一生懸命探した体験は何にも代えがたい感動体験になったと思います。生き物たちはまた大きく成長できるようにおうちに返してあげました。

続いて4歳児クラス。引率してくださったのはセンター副所長の池本先生(いけぽん先生)です。4歳児は初めての自然保護センターながら、虫が大好きでさっそくバッタやカマキリを捕まえていました。

みんなで、生き物探しの目的地、虫の原っぱへ。到着すると、2人1組で虫かごを渡してもらい、虫探し開始!バッタ、コオロギ、カマキリ、カナヘビ、さらにアカハライモリも見つけました。ドングリやマツボックリ、木の実や可愛いお花なども入れて、ケースの中は子どもたちの大好きなものでいっぱいに!さらに、いけぽん先生に教えていただいたブラシのような穂が特徴のチカラシバが子ども達はお気に入りになりました。

いけぽん先生にお礼を言って別れた後も、たくさんの生き物を捕まえて友達と見せ合ったり、触り合ったりして楽しみました。

遠足のお楽しみであるおうちの方手作りのお弁当やおやつも両園のお友達が一緒になって楽しむことができました。

最後になりましたが、里山の秋の自然の中で、小さな生き物の命に触れる感動体験ができたのは、引率いただいたセンターの池本先生、松本先生をはじめとする自然保護センターの先生方のおかげです。本当にありがとうございました。