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まんまるこども園ブログ

2025.12.03

秋の実りいっぱい!芋鍋パーティー!

11月27日(木)、園で収穫したサツマイモやダイコン、ニンジン、白ネギなどを使って3歳以上児が芋鍋を作りました。4・5歳児は保育者と一緒にピーラーを使って野菜の皮むきをしたり、包丁を使って食材を乱切りやイチョウ切りにしたりするなど、自分たちが主体となって調理をしました。「芋めちゃくちゃ硬いな!」「(野菜を切った手を自分で嗅いで)うわ!大根の匂いがする」「ネギってヌルヌルするんだ」など子ども達ならではの発見もたくさんあったようです。

3歳児クラスの子どもたちもしめじの房を崩したり、ニンジンを切ってたりしました。

芋鍋の材料が準備できると、『まやしもっこ農園』で4・5歳児が小学生と一緒に稲刈りをした新米を炊く準備に取りかかりました。子ども達は優しくお米を研ぎながら、徐々に研ぎ汁が透明になる様子に気づき、きれいに洗えていることを確認していました。研ぎ終えたお米を鍋に入れて火にかけ、炊きあがった様子を見てみると、白く輝くふっくらとしたご飯になっており、「早く食べたい」と楽しみにする子ども達でした。

鍋の方はご飯を炊いている間に、食材を子どもたちが順に入れていきました。ご飯が炊きあがるころには芋鍋もグツグツと煮えてきており、その美味しそうな匂いに0~3歳児クラスの子ども達も気になったようで、皆で鍋の様子を一緒に見守る姿もありました。お鍋の中の音を感じてみようと木の枝を鍋に当て、木を伝った振動を耳で感じました。鍋の中の食材と会話している子がいましたよ。

芋鍋とご飯ができあがると、いよいよ子ども達が楽しみにしていた実食タイム。戸外は暖かかったので3歳以上児は一緒にテラスで食べることにしました。
できたてホカホカのご飯や芋鍋を頬張りながら、「芋が甘すぎる!」「ダイコン甘い!」「僕の切ったネギどう?美味しい?」「ご飯アツアツでおいしい。」など、楽しくおしゃべりをしながらも、みんなの箸がいつも以上に進んでいるようでした。手間暇かけてみんなで愛情を込めて作った料理は最高だし、旬の食材の色やにおいや味を感じながら食べることができました。

4・5歳児クラスの帰りの会で、活動の振り返りをすると、「自分達で作ったからいつもよりも美味しく感じた。」という声も聞かれました。自分達で育てた栽培物を自分たちで収穫し、最初から最後まで調理して皆で味わったことは、子ども達にとって心に残る食育体験になったようです。