
2025.03.07
今日のまんまる 特別編
全10回シリーズでお伝えしてきた『今日のまんまる』。工事も終わり、引き渡しも無事終わったので終了するつもりでしたが、追加工事が入ったり、植栽をしてもらったり、職員も園に通って庭仕事ならぬ保育環境準備に励んでおりますので、今回は特別編として園庭環境を中心にお伝えしたいと思います。
まずは、馬屋下まんまるこども園の新たなシンボルツリーとなる『月桂樹』。オリンピックの木として有名ですね。そして今は植栽したばかりで葉が付いていませんが、秋のスポフェスではオリンピアンの冠になり、子ども達の憧れとして定着するかもしれません。

そして、次は『トネリコ』とその周りに美しく植えられた『ローズマリー』。トネリコの花言葉は「威厳」「偉大」「服従」「高潔」。春、大空を優雅に泳ぐ鯉のぼりの下で風にゆらゆらと揺れる園庭の一等地に植えられた第2のシンボルツリーです。そして、その下のローズマリーは一年をとおして清涼感のある良い香りを子ども達に届けてくれると思います。


そして、園前には赤い花が美しい『ハナミズキ』を先頭に『シラカシやキンモクセイ科のレンギョウ』、その後ろには個人的に大好きな『アオダモ』を植えてもらってミニガーデンが完成しました。季節の移り変わりと共にこのガーデンが今後どのような表情を見せてくれるのか今から楽しみです。



また、何といっても圧巻は幼稚園の頃から植えられている『桜』。本工事の都合で切った枝に薬を塗ったり、少し枝を選定してより迫力のある姿になりました。こちらも入園式には美しいピンク色の花をつけて子ども達をお祝いしてくれることと思います。

そして、職員も『子ども達に春の訪れを喜んでほしい』『ワクワクしながら登園してほしい』との願いを胸に抱いて菜の花や春の草花を丁寧に植えたり、また、美しい芝生の上で皆で一緒に給食を食べれる日を楽しみに園庭の芝刈りをしたりしました。春風に乗ってチョウもたくさん飛んで、子ども達の入園や新しい園生活を喜んでくれると思います。


最後に、園庭の植物以外にも園をぐるりと取り囲む渡り廊下には真新しい人工芝が十分に敷き詰められ、施設外駐車場は車止めと白線が引かれて、子どもの安全と交通安全に向けた整備も着々と進んでいます。少し過度な解釈かもしれませんが、私たちは、幼児期の教育はその前提条件として、子どもの生命の安全と情緒の安定が保障されてはじめて意味を成す営みであると考えています。従って、景観の美しさだけではなく、今後もこうした安全面の整備には十分配慮していきたいと考えています。


来週の土曜日、15日には工事期間中本当にお世話になった地域にお住まいの皆様を園にお迎えして『馬屋下まんまるこども園の内見会』を開催いたします。当日は10年先、20年先も地域に愛され、必要とされ続ける園舎をぜひ生の目でご覧ください。また、会中はいつでもご入場いただけますが、記念イベントも予定しておりますので、詳細はこのホームページ内『お知らせ』をご覧ください。皆様のお越しを職員一同心よりお待ちしております。