10月25日（金）、現在、馬屋下まんまるこども園の工事は急ピッチで新築園舎の基礎工事を行っていただいている段階ですが、一足早く園庭に木製総合遊具が設置されました。この日はあまり天候は良くない予報でしたが、当日の空は綺麗な青空で、新しい遊具の到着を歓迎してくれているようでした。

朝9時から設営がはじまり、はるばる滋賀県から来られた職人さん（㈱犀工房）が人力で小分けされた遊具を園庭に手際よく運び入れていきます。その後、遊具は職人技ともいえるスピードで組み立てられ、お昼過ぎには無事完成となりました。今回の遊具は御南まんまるこども園の遊具と同シリーズではありますが、より多様な年齢に対応した、色々な遊び要素が入った仕様になっています。

完成した遊具は、緑の天然芝によく映えて、堂々とした美しい佇まい…。子ども達が瞳をキラキラと輝かせながら思いっきり遊んでくれる日が今から楽しみです。そして当たり前のことですが、今回の遊具に限らず、園に係る様々な工事は、職人の方々の蓄積された技術と経験によって成立しています。今回の遊具も例外ではなく、職人さんが現地で細かい状況等を自らの経験と感覚によって判断し、施工していかなければ数字では測れない本当の意味での安全性は確保されないのかもしれません。

子ども達が生活する園の保育環境には、保育者以外にもこうした様々な人の手と『子ども達に安全に楽しく園生活を送ってほしい』と願う職人の方々の想いが詰まっていることを、これからを生きる子ども達に伝えていきたいと思います。