
2025.09.27
第1回 親子スポーツフェスティバル
日頃から子どもたちが、年齢発達に合わせて楽しんでいる様々な運動遊びを、親子で一緒に楽しむ『親子スポーツフェスティバル』を行いました。
参加したのは0歳児~3歳児とその保護者の方。神経系発達が著しい乳幼児期に、子どもたちは遊びの中で様々な動きを楽しむことを通して、多様な動きを獲得していきます。これが運動神経の発達や、けがをしにくい体をつくることにつながっていきます。
そんな園での普段のあそびを親子で楽しむことで、子どもたちの発達や成長を感じてもらうのが、このフェスティバルの大きなねらいです。また、皆で応援し合う温かなフェスティバルになればと思っていました。
最初は皆でダンス!子どもたちが大好きな「ロケットペンギン」を踊り、緊張をほぐしました。


次は、3歳児。トラック1周超をかけぬけて、ゴールで腕を広げて待ってくれている保護者の方のところに飛び込みました。走りの成長と親子の絆を感じられました。


次に2歳児が海の中を探検するような気分で親子で障害物走をしました。輪っかをくぐったり、ジャンプしたり、大玉を押したり、親子でペンギン歩きでバランスをとったり、最後は保護者の方に抱っこしてもらって貝柄を取ってゴール!皆でバンザイをしました。いろんな遊びと親子のふれあいを楽しめましたね。




次は1歳児。大きなものを持ち上げたり、運んだりするのが大好きなので、親子で「つんだり、くずしたり」して遊びました。人がたくさんの中で最初は緊張していましたが、保護者の方がサポートしてくれて、だんだんと慣れ、普段のようにあそびを楽しむ姿が見られました。「こんなに大きいのも運べるんですね!」と保護者の方も驚かれていましたよ。

続いて0歳児は、芝生園庭で好きなあそびを見つけて自由に遊びました。それぞれのあそびコーナーには3歳児のお兄ちゃん・お姉ちゃんが優しくサポートしてくれてとても温かな時間と空間でしたよ。


続いて、3歳児、2歳児はそれぞれ親子で今大好きな集団遊びをしました。「集団遊び」にはルールがあり、それを理解し、守れるようになったこと、走ったり、止まったりの動きの成長などを感じてもらえたのではないかと思います。参加された保護者の皆さんもしっかり走ってくれて、笑顔があふれていましたよ。


1歳児親子と2歳児は、先生が引っ張るかごに向けて球を投げ入れる追いかけ玉入れをしました。球を拾って、かごをめがけて投げることを楽しみました。1歳児親子は最後に「ばんざ~い」で玉を上へ投げました。高く投げることもできるようになって、なんだか打ち上げ花火のようでした。最後はきちんと球のお片付けもしましたよ。

次に行った3歳児親子の障害物走は、宇宙が大好きな子どもたちが宇宙飛行士になって宇宙探険に行ったつもりで行いました。固定遊具の壁を上ったり、滑り台を滑ったり、大玉を転がしたり、親子でキャッチボールをしたり、マットを親子で転がったり、最後は3歳児の子ども達が皆で作ったロケットを通り抜けてゴール!ひと家庭ずつ、じっくりと楽しみ、会場全員の応援に包まれました。




親子スポーツフェスティバルのフィナーレは、オープニングで踊った「ロケットペンギン」。すっかり緊張もほぐれ、全員でまんまるになり、保護者の皆さんも積極的に参加してくださり、フィナーレにふさわしい心温まる楽しい時間になりました。

保護者の方からは、「親子でのあそびをしっかり楽しめた」「大きな学年の子ども達の姿にとても感動した」「子ども達の成長を実感できた」「先生たちと子ども達の絆の深まりを感じた」などの感想をいただいています。保護者の皆様には、フェスティバルの趣旨をご理解・ご参加いただき、本当にありがとうございました。今後も多様な運動遊びを楽しむことができるよう、子どもたちの日々の成長に向き合い、あそびの環境や保育者の関わり・配慮などを工夫していきたいと思います。