
2025.10.10
食で感じる実りの秋
やっと暑さが落ち着き、秋の虫や風、秋空を感じられるようになりました。そして、地域の方が秋の味覚、柿と栗をプレゼントしてくださいました。

早速、柿は給食先生に皮を剥いてもらい、2歳以上児は給食のデザートにいただきました。それだけでなく、デザート“柿プリン”を作ることにしました。柿の実と牛乳、少しの砂糖をミキサーで混ぜ、それを冷蔵庫で冷やすだけで、不思議とプリンのように固まります。柿に含まれるペクチンと牛乳のカルシウムが反応して固まるんだそうです。
早速、調理開始!皮は保育者が剥きました。誰が長く剥けるかな?と皮むき選手権開催!「ヘビみたい!」「がんばれ!」と子ども達は応援してくれました。皮の匂いもいい匂い。


そして、子ども達も調理に参加!柿を包丁で切ったり、種取りをしたりしました。たくさんの柿の実と牛乳、お砂糖をミキサーに入れてスイッチ~、オン!「♪ミックスジュース、ミックスジュース」と歌をうたいながらあっという間に柿ジュースができました。




「うわぁ~、オレンジ色だ!」「ジュースになってる!」「なんだかいい匂い~」など楽しみな様子でした。



さあ、冷蔵庫で冷やしたら完成です。でも…今回は冷やす時間が足らなかったのかフルーチェのような柔らかさでしたが、「いつものプリンより美味しい!」「サイコー!」と喜んで食べてくれる子がたくさんいました。ひと手間加えるだけで、秋の味覚を楽しめたようでよかったです。


そして、今度は栗を味わいました。給食先生が一晩水に浸けて柔らかくなった皮を一つ一つ剥き、美味しい栗ご飯を作ってくれました。「栗ご飯、美味しい!」とどの子も喜んで食べていましたよ。



旬を感じながら秋の味覚を味わうことができ、とてもありがたい機会となりました。いつも園児のためにプレゼントしてくださる地域の方には改めて感謝申し上げます。
今後も子どもたちが調理のようすを見たり、参加したりする中で、五感を使いながらワクワク感や不思議を味わい、食を通した感動体験を積み上げていくことができたらと思います。