2025.10.22
Autumn Pizza
夏野菜がほぼ終わり、秋冬野菜の種まきをして芽を出し、大きくなり始めた10月前半に園の畑で採れた野菜を使って2・3・4・5歳児中心に恒例のピザ作りをしました。

今回の野菜は、9月に収穫したサツマイモ(鳴門金時)、ようやく色づきたくさん実ってきたパプリカ、そしてホウレンソウ、ニンジン葉です。子ども達が朝一番で収穫しました。
次は、生地作り。これももはや恒例になってきました。パン作りに使うドライイーストをオリーブオイルとともに小麦に加え、生地をこねます。イースト菌にしっかり働いてもらえるように「起きてー!」と生地をパンチ!繰り返していくうちに子ども達の生地作りの腕が上達していくのが分かります。


少し寝かせた(発酵させた)後、ピザ生地の形に成形します。今回は5歳児の子ども達が挑戦。「伸ばすのむずかしいな~」「たのしいな~」などと言いながら一生懸命丸く伸ばしていきました。その様子を見に来た0・1歳児クラスの子ども達にもできた生地を見せたり、匂わせてあげたりしました。


完成したら今度は具材の準備。サツマイモは予めレンジで加熱したものを、パプリカや葉物は子ども達の前で切ったものをフライパンで炒めました。それだけで部屋中にいい匂いが…お腹がすいてきます。
さあ、ここから子ども達の出番!4枚の生地に具材を自由にトッピングしていきます。グループに分かれて行うと、それぞれのグループごとの個性が出て、具材の分量やデザインの違いが生まれとても面白かったです。



できたピザは給食室へみんなで運び、「給食先生焼いてください!」とお願いしました。およそ20分後…

できあがったピザはこんな感じ。

職員が切り分け、子ども達は好きなピザを取りに来ました。自分たちで作ったピザに見た目も味も大満足!「おかわりある?」の声がたくさん聞こえてきましたが、「小さなクラスのお友達も食べるから今日はないよ」というと納得してくれました。次回はもっとたくさん生地が必要になりそうですね。




採れたての瑞々しい野菜を使い、自分たちで調理して食べると、旬の味を感じたり、元気パワーをもらったりできますね。こうして食べた物が子ども達の健康な体をつくってくれています。なんだか命のつながりを感じますね。今度はどんな物を作って食べようかな?ピザづくりも季節ごとに継続していきたいと思います。