2025.10.24
綿ってふわふわ~わたつみ体験~
10月17日(金)、“わたじいの会”の皆さんと一緒に綿の収穫をさせていただきました。6月4日に苗を植えさせていただき(詳しくは2025.06.10ブログ記事「馬屋下学区のありがたさ」参照)、わたじいの皆さんが毎日お世話をしてくださっていました。子ども達は暑い夏の間はなかなか見に行くことはできませんでしたが、保育者が生長のようすを写真に撮って見せてあげることもありました。「綿できてるかな?」とワクワクしながら綿畑に向かっていると、わたじいの皆さんが手を振って迎えてくださいました。その横には大人よりも背が高くなっている綿。


わたじいのみなさんと挨拶を交わし、蜂やヘビを見つけた時に気を付けることのお話を聞いて、早速、収穫スタート!「自分が植えたところを覚えてるかな?」と聞かれた子ども達は、「覚えてるよ!」と一目散に自分の名札が付いた綿のところへ行きました。


「ふわふわだ!」「可愛いお花もある!」「(まだ綿が開いていない実を触って)これは固いよ」「匂ってみよう!」と五感でしっかり味わいながら、袋にどんどん収穫。黄色い花を帽子に付けている子や綿の緑の葉っぱを集めている子もいました。「(綿の)中は固いよ。種かな?」と綿の中に種を発見することもできました。




どの子も袋がパンパンになるまでたくさん収穫させていただき、最後には、わたじい手作りの紙芝居「たぬきのいとぐるま ふわふわのたび~きみのふくはこうしてうまれたよ~」を見せてもらいました。可愛い狸が主人公のお話で、昔の人がどうやって綿を育て、糸を紡ぎ、布を織って服にしていたのかを教わりました。この綿を使ってみんなは何が作りたいかを聞かれると、クッション、ぬいぐるみ、布団、トイレットペーパー、ボール、座布団などたくさんのアイデアが出てきました。


綿はお水が大好き!今年の夏はあまり雨が降らなかったので、わたじいの皆さんが毎日夕方にたっぷり水やりをしてくださっていたようです。園内では味わえない体験をさせていただき、そして、楽しくて温かい交流の機会を作ってくださり、本当にありがとうございました。

