2026.03.23
啓蟄の馬屋下プロジェクト
今年度最後の馬屋下プロジェクトに3月5日、3歳以上児クラスで出かけました。
この日は二十四節季の一つ啓蟄(けいちつ)でした。啓蟄は冬眠していた虫が目覚め活動を始める時期という意味で、まさに春の始まりを感じるにはピッタリです。

さっそく園を出て歩いていると、スズメが並んで屋根の上にいたり、ヒバリが鳴いていたり、鳥にたくさん出会うことができました。また、お花も発見!ホトケノザ(紫の花←思わず蜜を吸っていました)、小学校の花壇のパンジーやビオラ(←思わずワンダーパワーで匂ってみました)、オオイヌノフグリ(青い花)、ナズナ(白い花)、スイセン、ツバキ(赤い花)、ウメの花などです。きれいなお花がたくさん咲きだすと子どもたちの心もウキウキ・ワクワクでした。中には集めて花束のようにする子もいましたよ。





川沿いの草刈りされた土手からもよく見ると黄色いものが…一輪のタンポポです。全員でじっくり見て新たな命の芽生えに感動しました。


そして、今回はスペシャルな春を感じられるものを見つけました。それはツクシです。実は前日に下見に行った際に地域の方から、ツクシが群生しているところを教えていただいていたので、そこまで足を延ばしました。子どもたちもたくさんのツクシを見つけて大喜び。「食べたい!」という声があったので持ち帰って食べることにしました。こども園の活動をご理解いただき、支えていただける地域の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。



ツクシを摘んでいるとある生き物を見つけた子がいました。あっという間に捕まえて手に持っていたものは…カナヘビです!わあ~と周りにいた子たちは大興奮!近くで見たり、触ってみたり、持ってみたりして皆で楽しみましたよ。まさに啓蟄を感じられる出会いでした。



他にも生き物を見つけましたよ。アリ、ナナホシテントウ、小さなバッタ、ヌマガエルなどです。暖かくなってきて生き物が動き出していましたね。


いつもの土手で遊んだり、発見を楽しんだりして最後は、一人ずつ『春を感じられるもの』を発表してもらいました。ワンダーパワーをしっかり使えるようになった子どもたちは、じっくり見つけ、考え、友達の前でもしっかりどんなところに春を感じたのかを教えてくれましたよ。


1年間の馬屋下プロジェクトを通して、ワンダーパワー(五感+心)を使うことが自然にできるようになった子どもたち。感じたことを生かして遊んだり、誰かに伝えたり、共感したりとまさにセンス・オブ・ワンダーの育ちを感じることができました。これからもこのワンダーパワーを使って豊かな人生を切り拓いていってほしいです。


持ち帰ったツクシは、給食先生に手伝ってもらい、つくだ煮にしていただきました。多少えぐみがありましたが、子どもたちは「美味しい!」とあっという間に食べていました。こうした季節の自然物を味わう中で、四季を感じたりや味覚が発達していったりすることもとてもありがたい経験だなと感じています。