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まんまるこども園ブログ

2025.05.31

地域の方とサツマイモのつる植え

5月の中頃、園の畑ではアブラナの種取りが終わり、サツマイモのつるを植える準備をしていました。すると、いつも園のことを気にかけてくれるご近所の方が声を掛けてくれたので、「サツマイモを植えようと思うのですが、子どもたちに教えていただけませんか?」とお願いすると、快く了承くださり、さっそく次の日、3歳以上児の子どもたちと2歳児クラスの子どもたちが順にサツマイモのつる植えを行いました。

まずは来てくださった地域のおばちゃんにご挨拶。今回植えるつるは『安納芋』と『金時芋』の2種類なので、その違いを聞くと、「『安納芋』は中が黄色くてねっとりしていて焼き芋にするとおいしいよ。『金時芋』皮が赤っぽくて焼き芋にするとほっくりしておいしいよ。」とのことでした。そこで3歳以上児クラスの子どもたちはどちらがいいか一人一人考えて多数決で安納芋を植えることにしました。

おばちゃんから、「植える時は、つるから根っこが出ているところ4か所分くらいを土の中に埋めてあげて土をかぶせてトントンと土をたたいてあげるといいよ」と教わり、さっそく実践。つるをもらうと「本当だ。根っこが出てる!」と気づきました。畝に植える溝を作り、つるをよく見て根っこを丁寧に入れ、土をかぶせてトントントン。おばちゃんや先生たちにサポートしてもらいながら一緒に楽しみました。

サツマイモの葉っぱやつるの形や色、匂い、畑の土の感触などを楽しみながら植えることができました。そのあとは自分が植えたつるにお水やり。「新しい芽が出るまでは毎朝たっぷりあげるんだよ。」と教わりました。

2歳児クラスは金時芋を同じように植えて水やり。2歳児は植える時には土の感触に戸惑う子もいましたが、皆でお水やりをして「大きなお芋ができますように」とお願いしました。

どちらのクラスも活動の最後は教えてくれたおばちゃんにしっかりと「ありがとう」と伝えることができました。

現在子どもたちは朝にお水やりをしてサツマイモの生長を楽しみにしています。秋に美味しいお芋を収穫して食べることができたらと思っています。自然な形で、地域の方と交流し、感謝の気持ちを子どもたちがもつことができてとてもありがたかったです。子どもたちの育ちを支えてくださる方がたくさんいることはとてもありがたいことです。おばちゃん、教えてくれてありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。