
2025.07.04
1年生ってかっこいい!
馬屋下まんまるこども園では、小学校や小学生の生活に興味や憧れをもち、就学への見通しや期待をもつことができるように、隣接する馬屋下小学校の1年生との計画的な交流を行っています。
1学期は、1年生や先生に親しみをもてるように、顔合わせ、七夕の飾り作り、合同七夕会の3回の交流を小学校の先生方と話し合い、実態に合わせて計画しました。

第1回の交流では、小学校の教室で4・5歳児クラス7名の園児とグループの3名の小学生が互いに自己紹介カードを交換。カードをもらうととても嬉しく、部屋に飾って何度も見たり、読んだりしています。その後、体育館でじゃんけん列車をして遊びました。列になっていくルールを皆が守り、最後は園児も小学生もみごと1つの長い列車になれました。


第2回の交流では、七夕会に先立って七夕飾りづくりに挑戦。しかも1年生の授業に園児が参加させてもらうスタイルです。園児にとっては小学校の授業ってこんな風なんだ!とわかったり、『自分たちも1年生と同じように作ることができる』と自信をもてたり、難しいところは1年生が優しくサポートしてくれたり…園児にとって喜びや発見の多い時間だったと思います。


第3回目の七夕会はこども園で。1年生が願い事を書いた短冊や七夕飾りをつけた笹を園に持って来てくれて保育室に飾りました。こども園の子たちはというとグループごとに自分の短冊を紹介してから1年生と一緒にこども園の笹に短冊や七夕飾りをつけていきました。こよりをくくるのが難しいところは1年生が優しくサポートしてくれました。完成したら保育室に飾り、2本の笹で素敵な七夕会の雰囲気に!こども園の職員で七夕の星伝説のペープサート劇を披露すると、園児も1年生も最後まで集中して観てくれました。


七夕会の後は保育室内で遊びました。カプラ(木製積み木)では、1年生が天井に届きそうなくらい高い塔を作ったり、あやとりではたくさんの技を披露してくれたり、こども園の子ども達にとっては刺激がたっぷりだったようです。活動後の振り返りで1年生が感想を発表する姿もとても立派で、園児の憧れの気持ちが強くなったのではと思います。お互いにお礼の言葉を伝え合った後、子ども達は1年生に負けないとてもいい姿勢で小学生を見送っていました。




とても充実した交流活動を行うことができました。計画から実施までともにつくっていくことができた小学校の先生方、そして園児に優しく接してくれた1年生の皆さん、本当にありがとうございました。

日頃から小学校の校庭を使わせていただいているので、また休み時間に一緒に遊べたらいいですね。